R2年度シベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業について
国土交通省は2020年11月5日(水)から12月上旬にかけて、日本〜欧州間でシベリア鉄道によるパイロット輸送を実施します。今回は、シベリア鉄道1編成を借上げての輸送です。海上・航空輸送に続く第3の輸送手段として、シベリア鉄道への期待が寄せられています。
ロシア鉄道と協力し、2018年度には日本〜モスクワ間、2019年度には日本〜欧州間でシベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業を実施しました。これまでの実証事業では、主にコンテナ1本での貨物輸送を実施してきましたが、今回、さらに踏み込んだ形で利用促進に向けた課題を検証するため、1編成借を上げる「ブロックトレイン」でのパイロット輸送を実施することとなりました。
発地を日本、着地をロシアの西側に位置する欧州諸国とし、輸送手段の一部にウラジオストク発のシベリア鉄道のブロックトレインを使用します。
【予定スケジュール】
11月5日(木)〜6 日(金):横浜港出港
11月8日(日) :神戸港出港
11月12日(木) :富山新港出港
11月13日(金)〜14 日(土) :ウラジオストク港着
11月18日(水) :ブロックトレイン出発(ウラジオストク駅)
12月上旬頃 :欧州到着(年内に輸送完了予定)
