長野電鉄は2021年7月30日(金)、2021年夏の3500系電車の運行を見合わせる方針を発表しました。同社は詳しい日程などは明らかにしておらず、利用者に対して乗車・撮影は、秋以降お勧めするとしています。
3500系は、現・東京メトロの営団地下鉄日比谷線の初代車両3000系を譲り受け、長野電鉄向けに改造した2両編成の車両です。そのため、他の車両と比べ冷房能力が低いうえ、猛暑の中でもコロナ感染予防対策で一部の窓を開けて運行しているため、車内温度が上昇、乗客に迷惑をかけることから見合わせの方針となりました。
車体は銀色のステンレスにコーポレートカラーの赤い帯を巻いているのが特徴の3500系は、2021年7月現在、N7編成とN8編成の2編成が現役で運用中、3000系電車と共通で運行しています。