バンコクで新線「レッドライン」開通 日本企業が車両など製造

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導入される日本製車両

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タイ・バンコクの都市鉄道の新線「レッドライン」が2021年8月2日(月)、開通しました。

この路線は、バンコク中心部とドンムアン空港、タリンチャン、パトゥムタニー県ランシット等を結ぶ、総延長41.3キロメートル(km)です。このうち、ドンムアン空港へ乗り入れる「ダークレッドライン」の26.3km区間や、新バンスー中央駅の建設、全線で用いられる車両、電気設備などは、約2,681億円の円借款で支援されています。

車両・電気設備は、三菱重工、日立製作所、住友商事からなる日本の企業コンソーシアムにより製造・納入され、パープルラインに続いて2例目となる日本製の鉄道車両が採用されました。

「レッドライン」は8月2日の開通をもって全区間の運行が開始されましたが、正式開業は11月の予定です。正式開業まで、市民に運賃無料で開放されます。

期日: 2021/08/02から

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