愛知高速交通(リニモ)は2022年10月11日(火)から、リニモ100形09編成の運行を開始します。09編成は2005年「愛・地球博(愛知万博)」に合わせ運行を開始。万博の閉幕後に運行を終了していました。11月1日(火)、東部丘陵線 愛・地球博記念公園駅に「ジブリパーク」が開園予定で、今後、利用者の増加が見込まれることから17年ぶりに復活します。
09編成は、当初、日本国際博覧会協会が所有。整備・運行業務は、01〜08編成を保有する愛知高速交通が担いました。2006年4月には、車両システムの海外展開を見込んで伊藤忠商事へ譲渡。続いて三菱重工業へ再譲渡された後、広島県の三原地区事業拠点で2019年まで保存されていました。その後、愛知高速交通が買い取り、古巣のリニモ車両基地に里帰りを果たしました。2019年10月以降、車両の整備・点検等を実施し、2021年から試運転を行っています。