そこはまるで“鉄道図書館“だった!名古屋市交通局「市営交通資料センター」訪問

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名古屋市交通局 市営交通資料センターの正面玄関

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愛知県名古屋市の中心部にある「名古屋市交通局 市営交通資料センター」をご存知でしょうか。ここは、名古屋市営地下鉄や市バスに関連する資料などが展示されている施設です。2023年2月にレイルラボ編集部は同センターを訪問、名古屋市交通局の貴重な歴史資料や、子どもも楽しめる同センターの魅力を紹介します。

まず目に入るのは、誰もが喜ぶ体験コーナー。実際に鉄道模型(HOゲージ)を動かすことができる巨大なジオラマや、鶴舞線を走行する3050形の本格シミュレーターの運転体験ができます。視聴覚コーナーでは、バスや地下鉄をデザインし、ペーパークラフトとして印刷したものを持ち帰ることもできるなど、週末には家族連れや鉄道ファンで賑わうスポットです。

ニュース画像 1枚目:鉄道模型(HOゲージ)を動かすことができる巨大なジオラマ
鉄道模型(HOゲージ)を動かすことができる巨大なジオラマ

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ニュース画像 2枚目: 運転体験ができる3050形運転シミュレーター
運転体験ができる3050形運転シミュレーター

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ニュース画像 3枚目:実際に栄駅で使用されていた地下鉄名城線 列車運行表示盤
実際に栄駅で使用されていた地下鉄名城線 列車運行表示盤

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さらにセンター内には、なんと約2万冊を超える資料が!まるで鉄道図書館のような豊富な書籍の数々は圧巻です。蔵書は名古屋市交通局の資料はもちろん、鉄道雑誌については、鉄道月刊誌の創刊号から保管されており、これを読むだけでも訪れる価値があります。この資料を閲覧するために、研究者が訪れることもあるそうです。図書館のように閲覧できるスペースもあるので、丸一日没頭してしまうかも。

ニュース画像 4枚目:2万冊以上の資料を閲覧できるコーナー
2万冊以上の資料を閲覧できるコーナー

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ニュース画像 5枚目:地下鉄関係の展示品
地下鉄関係の展示品

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ニュース画像 6枚目:展示品の地下鉄車両の車輪やパンタグラフ
展示品の地下鉄車両の車輪やパンタグラフ

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ついつい、名古屋市交通局の歴史書籍と、約20年前の鉄道月刊誌「EF81形電気機関車特集」を1時間ほど読み更けてしまいました。これは確実に一日を費やしてしまうと思い、泣く泣く施設を後にしました。鶴舞線の運転シミュレーターも本物仕様なのに無料で体験することができます。名古屋市内にお出かけの際はぜひ足を運んでみてください!

施設の詳細は以下の通り。土日祝は予約して訪れることが推奨されています。

名古屋市交通局 市営交通資料センター
入場料:無料
所在地:名古屋市中区丸の内三丁目10-4 丸の内会館6階
開館時間:午前10時から午後4時
休館日:毎週水曜日 (水曜日が休日の場合はその直後の休日でない日)
    年末年始 (12月29日から1月3日)
電話番号:052-971-2615

アクセス
<地下鉄>
●名城線「市役所」駅下車 4番出口 徒歩約10分
●名城線・桜通線「久屋大通」駅下車 1番出口 徒歩約10分
●鶴舞線「丸の内」駅下車 1・2番出口 徒歩約10分
●桜通線「丸の内」駅下車 4番出口 徒歩約10分

<市バス>
●名古屋駅方面から基幹2号系統 大津通停下車 徒歩約5分
●名古屋駅方面から幹名駅1号系統 大津橋停下車 徒歩5分
●栄方面から基幹2号系統 大津通停下車 徒歩約5分
●栄方面から栄11号系統 大津橋停下車 徒歩約5分

注意:駐車場はありません、公共交通機関を利用してください。

ニュース画像 7枚目:丸の内会館の外観、市営交通資料センターは6階
丸の内会館の外観、市営交通資料センターは6階

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