東急、2度にわたる「線路内発煙」 原因は各線の“電圧”の差 5月31日発生

ニュース画像:損傷したレール絶縁部分 - 「東急、2度にわたる「線路内発煙」 原因は各線の“電圧”の差 5月31日発生」
損傷したレール絶縁部分

©東急電鉄

東急電鉄は、2023年5月31日に発生した日吉駅構内での線路内発煙による運転見合わせについて、16日に原因と対策を発表しました。

発煙は31日8時26分頃、日吉駅構内の線路で発生。11時5分頃に運転を再開しましたが、11時21分頃から、再び同一地点にて発煙を確認し運転を見合わせたものです。

同社は、レールの継ぎ目にあるレール絶縁部が焼損し、発煙に至ったことを公表。原因については、東横線と目黒線・東急新横浜線のレールを区分している継ぎ目の両側のレールに生じる電圧の差により、レールの継ぎ目を列車が通過する際、火花が断続的に発生しレール絶縁部がショートして焼損したためとしています。

対策については、当該箇所における火花の発生を抑制するため、レールと変電所間の電気回路を見直し、電圧の差を低減させる改修工事を実施。今後、他の類似箇所のレール絶縁部および電気回路の再点検を順次進め、6月中を目途に完了するとのことです。

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