“券詰まり”解消でスムーズに!JR東など首都圏鉄道8社、磁気乗車券をQR式へ

ニュース画像:首都圏の鉄道 イメージ E235系 2024年03月18日撮影 - 「“券詰まり”解消でスムーズに!JR東など首都圏鉄道8社、磁気乗車券をQR式へ」
首都圏の鉄道 イメージ E235系 2024年03月18日撮影

©レイルラボ あずきさん

JR東日本、京成電鉄、京浜急行電鉄、新京成電鉄、西武鉄道、東京モノレール、東武鉄道、北総鉄道の8社は、2024年5月29日(火)、従来の磁気乗車券をQRコード乗車券に置き換える計画を発表しました。2026年度末以降、順次実施される予定です。

これは、各社が自動券売機から発券する普通乗車券をQR乗車券へ置き換えるもの。従来の磁気乗車券を改札機へ投入する方式から、QR乗車券のQRコードをリーダーにタッチする方式へ変更されます。QR乗車券の情報や、入場・出場などの利用状態は鉄道8社共用のQR乗車券管理サーバーで管理。 8社が同一のシステムを使用することで、会社間にまたがるQR乗車券の発券が可能なる計画です。

ニュース画像 1枚目:利用イメージ
利用イメージ

©JR東日本

ニュース画像 2枚目:システム構成
システム構成

©JR東日本

8社は、既存の改札機機等は、磁気乗車券用の機構の複雑さ・鉄道固有の専門性の高さから、中長期的に維持していくために持続可能なシステムに移行する必要があること、磁気乗車券の用紙は金属を含んでいるため、リサイクルにあたり磁気層の分離・廃棄が必要であり、一定の環境負荷がかかってること、機器の不具合による券詰まりなどでサービス品質を下げていることなどを置き換えの目的・理由に挙げています。QR乗車券の導入により、これらの課題の解消を図る方針です。

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