日立、鉄道信号分野で豪ニューサウスウェールズ州の資産供給者資格を取得

ニュース画像:AEO資格認定書 授与の様子 - 「日立、鉄道信号分野で豪ニューサウスウェールズ州の資産供給者資格を取得」
AEO資格認定書 授与の様子

©日立製作所

日立製作所は2018年6月12日(火)、オーストラリアのニューサウスウェールズ州運輸局(TfNSW)における運輸資産供給者資格認定制度である「Authorised Engineering Organisation(AEO)」資格を、車両側および地上側で構成する信号保安システムの製品分野で、取得したと発表しました。

信号システムなどの鉄道製品は、製品自体の技術優位性のみならず、製品ライフサイクル全般を通して、運営を行う国の政府機関や鉄道事業者などが定める要件を満たす必要があります。オーストラリア・ニューサウスウェールズ州では、運輸資産規格を統括する機関であるTfNSW Asset Standards Authority(ASA)のもと、同州に鉄道製品およびサービスを納入するには、成熟した製品エンジニアリングマネジメントプロセスを有し、かつ実践している組織であることを示すAEO資格の取得が推奨されています。

今回は、ASAによる査定の結果、日立製作所の提供している信号保安システムが、AEO資格を取得するための要件が規定されたAEO要求書が定めている事項を満たし、AEO資格の受領に至ったものです。

日立製作所は、これまでも車両用駆動システムや振子制御装置など、オーストラリアに鉄道システムソリューションを提供してきており、今後もオーストラリアでの鉄道システム事業を、さらに拡大していく方針です。

期日: 2018/06/12から

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