日立、イタリア・ミラノ地下鉄向け車両72両を追加受注

ニュース画像:ミラノ地下鉄2号線向け車両 - 「日立、イタリア・ミラノ地下鉄向け車両72両を追加受注」
ミラノ地下鉄2号線向け車両

©日立製作所

日立製作所は2018年7月17日(火)、同グループ会社である日立レールイタリアが、イタリア・ミラノ地下鉄向の鉄道車両12編成72両を、8,700万ユーロ、日本円で約115億円で受注したと公表しました。

今回の受注は、ミラノ地下鉄の運営会社であるアジエンダ・トラスポルティ・ミラネージ(Azienda Trasporti Milanesi:ATM)と日立レールイタリアとの間で2012年以降に締結された契約に基づいて追加受注されたもので、ミラノ地下鉄2号線向けに製造されます。車両は日立レールイタリア社のレッジオ・カラブリア、ナポリ工場で製作され、2019年秋に納入が開始される予定です。

納入される車両は、落書きを除去しやすい車両外壁や、スムーズな走行を可能にする台車が使われるほか、冷暖房一体型の空調システム、録画機能付き車内用防犯カメラシステムが搭載されます。さらに、革新的な「オープンスペース」設計により、乗客は先頭車両から最後尾の車両まで車内を遮られることなく見渡すことが可能となります。

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