鉄道・軌道の運転事故件数、2017年は過去30年間で最少に

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運転事故件数の推移

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国土交通省鉄道局は2018年7月20日(金)、2017年度の「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」を公表しました。

発表によると2017年度に発生した鉄軌道の運転事故は、過去30年間で最小の665件でした。運転事故は、踏切事故対策、ホームの安全対策などの結果、長期的には減少傾向にあり、2017年度に発生した事故のうち、人身障害事故と踏切事故が全体の9割を占めています。

一方、2017年度に発生した、列車の運休、旅客列車の30分以上の遅延を伴う「輸送障害」は5,846件でした。このうち、部内原因はほぼ横ばいですが、部外原因や災害原因は増加傾向にあり、これに伴って輸送障害全体としても増加傾向となっています。

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