伊豆急行と東急電鉄は2016年11月17日(木)、2017年7月から横浜/伊豆急下田間で運行開始を予定している新しい観光列車について、車両デザインや列車名称などの詳細を発表しました。
この観光列車は、「アルファ・リゾート21」として1993年から運行されている伊豆急行2100系電車5次車、R-5編成を改修して運用するものす。列車の名称は「THE ROYAL EXPRESS」とされ、車体デザインと設計は「ななつ星」のデザインなどで知られる水戸岡鋭治さんが担当します。
車体は8両編成で約100名乗車することができ、客車のほか、ミニコンサートの開催や、結婚式なども開催できる広い空間を確保、キッチンカーも設置される予定です。車体の外観は、伊豆半島の海の色である「碧」や、高原や豊かな山々の「青」のイメージと、列車の名称でもある「ROYAL」のイメージから、「ロイヤルブルー」をベースとして金色のラインをアクセントにしたデザインとなります。
「THE ROYAL EXPRESS」は、JR横浜駅から東海道線、伊豆急行線の線路を使用して伊豆急下田駅までの区間運転され、起点となる横浜駅には専用のラウンジが設置される予定です。運行は主に伊豆急行が担当し、東急電鉄は車内サービスを担当します。
伊豆急行は、運行日や具体的な車内サービス内容の詳細は、決まり次第、発表するとしています。