一畑電車、12月11日に7000系を運行開始 86年ぶりの新型車両

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©一畑電車

島根県東部で北松江線と大社線を運行する一畑電車は、同社が86年ぶりに導入する新型車両「7000系」について、12月11日(日)から運行を開始すると発表しました。同日は運行開始を記念し、10時45分から11時25分まで松江しんじ湖温泉駅で出発式が開催されます。

一畑電車で運行している車両は、2016年12月現在、7000系を除くすべての車両が東急、京王、南海など他社から譲受した2両編成の車体で、7000系電車は1両で運行が可能な新造車両としてはデハニ50形以来の導入となります。車両の製造は、これまで鉄道車両の検修業務を手がけていた鳥取県米子市の後藤工業が担当、同社が車両製造を行うのは、この7000系が初となります。一畑電車は2016年から2017年にかけて4両を導入する予定です。

同社は、2016年10月まで「出雲地方の風景」をテーマに車体に施す1両ごとに異なるラッピングデザインを公募、11月上旬に選考結果を発表し、11月20日(日)には導入を記念した1日全線運賃無料イベントを実施していました。

12月11日(日)に松江しんじ湖温泉駅で実施される出発式では、乗務員への花束贈呈やテープカット、久寿玉割、7000系ラッピングデザイン採用者への目録贈呈が実施されます。出発式終了後には関係者試乗会が開催され、臨時列車が11時25分に松江しんじ湖温泉駅を出発、北松江線を走行し、津ノ森駅に11時42分に到着します。復路は津ノ森駅を12時7分に出発、松江しんじ湖温泉駅には12時24分に到着する予定です。

イベントの詳細など、詳しくは一畑電車のウェブサイトを参照ください。

期日: 2016/12/11

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