引退する一畑電車3000系
島根県東部で北松江線と大社線を運行する一畑電車は、1996年から運行している同社3000系車両について、2017年1月22日(日)で全ての運行を終了すると発表しました。
一畑電車の3000系電車は、南海電鉄から譲受した21000系電車を改造したもので、1996年から4編成が一畑電気鉄道で運行されていました。4編成のうちの3編成は2016年1月までに廃車され、2017年1月現在、一畑電車に残っている3000系は3006編成の2両のみです。この編成は、ラッピング電車「のんのんばあ電車」として運行された実績があります。
3000系電車は1月20日(金)に営業運転を終了した後、1月21日(土)と1月22日(日)の2日間にわたり臨時列車「さよなら運転」として運行、最終日の1月22日(日)は、雲州平田駅構内で撮影会が実施されます。臨時列車は1月21日(土)が「さよなら運転A」として7時53分から17時12分まで、1月22日(日)は「さよなら運転B」として7時45分から14時1分まで運行されます。各日いずれの「さよなら運転」も北松江線、大社線の全区間で運行される予定です。
なお、1月21日(土)の「さよなら運転A」の乗車に限り、1日フリー乗車券または、3000系営業運転終了記念乗車券が必要です。
乗車方法の詳細など、詳しくは一畑電車のウェブサイトを参照ください。
