阪神電気鉄道は2018年12月10日(月)、武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部との間に、教育、文化、まちづくり等の分野において相互に協力し、地域社会の発展に寄与することを目的とした包括連携協定を締結しました。
阪神電鉄は、沿線の学校や自治体、地元住民などと連携し、沿線価値を相乗的に高め、「魅力あふれる沿線の創造」を目指しており、武庫川女子大学は、学校法人武庫川学院2019年2月に創立80周年を迎えるにあたり、変化する時代に対応できる有為な人材育成を目指し、キャンパスが所在する鳴尾地区を中心に、教育環境の整備、発展を図っています。
両者は、2017年に高架化が完了した鳴尾駅について武庫川女子大の学生によるデザイン案の作成や、沿線の魅力を発信する冊子の共同制作など連携を図ってきましたが、新たに生じた鳴尾駅高架下空間の有効活用策の検討するにあたり、鳴尾・甲子園を中心とする「地域と共生するまちづくり」を目指すことで一致し、今回、包括連携協定を締結しました。
武庫川女子大学は産業界と初めての包括連携協定、阪神電鉄は「魅力あふれる沿線の創造」に向けた初めての包括連携協定となります。
今後は、武庫川女子大学が、鳴尾駅東側の高架下に「武庫女ステーションキャンパス」を設置し、地域住民や学生・教職員学びの場とするとともに、健康維持・増進ゾーンの整備など、多くの人が集まる活動拠点づくりを進めていく、日本初の本格的大学施設進出に向けたプロジェクトをスタートさせる計画です。