キハ40が国鉄急行色に 道南いさりび鉄道の所属車両が塗色変更

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©道南いさりび鉄道

道南いさりび鉄道は2019年3月17日(日)から、旧国鉄急行型塗色の車両の運行を開始します。

対象の車両は、同社所属車両で、最後までJR北海道の標準色をまとっていた「キハ40 1798」です。1月12日(土)の運用を最後に定期検査に入っており、出場と同時に新しい塗色になることが発表されていましたが、今回、その塗色が旧国鉄急行型塗色に決まりました。

旧国鉄急行型塗色は、全国の急行型気動車で採用されていたもので、北海道ではキハ56形・キハ27形がまとっていた塗色です。同形式は、道南いさりび鉄道の前身である江差線を走った急行「えさし」や、1988年に廃止となった松前線を含む、函館~木古内~松前間で走った急行「松前」をはじめ、道内各地の急行列車や普通列車で活躍しました。

国鉄・JR時代にキハ40形は「クリーム4号と赤11号」で構成される急行型塗色をまとったことはありませんが、当時の面影を懐かしんでもらおうと、採用されました。また、道南いさりび鉄道所属車の「キハ40 1807」がまとっている旧国鉄首都圏色とともに、全国に根強いファンも多いことから、同線の来訪のきっかけ作りになるとの判断から、懐かしい塗色の第2弾として登場します。

運行開始は3月17日(日)で、函館14時4分発上磯行きから運用につき、通常の定期列車として運用されます。同日の函館15時16分発木古内行き、および木古内16時32分発函館行きの上磯~茂辺地間では、記念乗車証が配布されます。

期日: 2019/03/17から

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