走行中の電車のパンタグラフが破損、札幌市電で2便運休 5月25日

札幌市交通局は2019年5月28日(火)、路面電車の電路施設の故障損壊により、運休が発生しました。これに対し、交通局は陳謝し、故障原因の概要を説明しています。

この事象が発生した日時は5月25日(土)14時5分頃で、場所は札幌市中央区南7条西7丁目、路面電車の東本願寺停留場です。

内回り方向循環で、運行していた8000形「8502号車」が、東本願寺停留場に近づいた際、パンタグラフが弛んでいた停留場への引き込みケーブルに接触して破損し、運行不能となりました。このため、垂れ下がっていたケーブルを取り除き、後続車両に牽引され、入庫しています。

この事象により、東本願寺停留場から中央図書館前停留場の間で、内回り1便、外回り1便が部分運休、約350人に影響がでました。

原因は、暑さでトロリー線の張力が弱まり、パンタグラフの押上げ量が増加したことから、弛んでいたケーブルに接触したと推測されています。同局は、張力を調整し、引き込みケーブルとトロリー線の距離を確保しました。

気象庁によると、当時の札幌市の気温は29.0度で、平年の最高気温より10.5度高い状況でした。

期日: 2019/05/25

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