中国高速鉄道、最高時速350キロの営業運転を復活へ 脱線事故以来6年ぶり

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CR400「復興号」

©中国铁路总公司

中国鉄路総公司は2017年7月27日(木)、中国国内で走行する高速鉄道の走行速度を9月から最高時速350キロメートルとする方針を明らかにしました。中国高速鉄道は、2011年に発生した脱線事故以降は最高時速300キロメートル以下に抑えて走行していましたが、2017年6月に導入された最新車両のCR400「復興号」により350キロメートル運行が開始される予定です。

「復興号」は、中国鉄路総公司が開発した最新の高速鉄道車両で、初めての営業運行は北京〜上海間でスタートしました。6月時点の営業最高速度は時速300キロメートル、性能上の最高速度は時速400キロメートルを上回り、3分で300キロまで加速できる性能を有しています。新型車両の形式名称は「CR400」で、愛称の「復興号」は習近平国家主席のスローガン「中華民族の偉大な復興」から命名されました。

最高速度350キロメートル運転は、北京〜上海間で開始され、この高速化により両都市間の所用時間は4時間半ほどに短縮される予定です。

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