小湊鐵道「創立100周年記念 キハ5800形一般公開」
小湊鐵道は2017年8月27日(日)、会社創立100周年を記念して、キハ5800形の一般公開を行います。会場は五井駅構内の五井機関区で、時間は9時から16時までです。
キハ5800とキハ5801の2両が在籍したキハ5800形は、1914年に鉄道院が製造した直流用電車デハニ6465とデロハ6136を端とした形式で、荷物車への改造を経て、1936年に、現在の飯田線の一部である三信鉄道へ譲渡、鋼体化改造されデ301形の301、302となりました。その後、国有化後に電装解除や片運転台化か改造を受け、1960年に小湊鐵道に譲渡後、日本車輌で内燃化改造を受けています。つまり電車として誕生し、一度モーターを下したものの、晩年にエンジンを搭載して気動車になるという特殊な車歴を持つ形式です。
1978年には5801が廃車され、残った5800も1986年のイベント走行したのを最後に、1997年3月に除籍、現在は五井駅構内の五井機関区で保存されています。
今回実施される一般公開に参加するには、当日、140円で販売される一般公開記念入場券の購入が必要です。詳しくは、小湊鐵道のウェブサイトを参照ください。
