JR東日本の線路設備モニタリングが「第21回国土技術開発賞」の最優秀賞を受賞しました。鉄道事業者の受賞は初めてで、2019年7月31日(水)に表彰式が行われました。
JR東日本が実施している線路設備モニタリングでは、営業列車の床下に線路設備モニタリング装置を搭載することで、線路のゆがみや材料の状態などを高頻度にデータ収集しています。
また、グループ会社の日本線路技術は、データ処理手法や不良箇所の自動判定技術を開発しており、システム構築を行うことで高頻度のデータを活用した線路メンテナンス手法を実現しています。
今回の受賞では、営業列車への装置搭載をはじめ、線路設備モニタリングシステムの開発、実業務への導入などの国内初の取り組みが評価されました。