JR西日本は2019年10月24日(木)、後藤総合車両所出雲支所に、屋根上や車輪の状態を監視する「車両状態監視装置」を導入すると公表しました。
JR西日本では、在来線の車両配置箇所に、地上設備を用いて自動的に電車の屋根上、パンタグラフおよび車輪の状態を把握できる機能を有する車両状態監視装置の導入を進めています。
今回、後藤総合車両所出雲支所に導入される車両状態監視装置は三菱電機が製造したもので、「屋根上状態監視機能」、「パンタグラフスリ板摩耗測定機能」、「車輪踏面形状測定機能」、車輪がレール面を滑った際に車輪に発生する「車輪フラット検知機能」を持っています。電車が装置の設置区間を通過する際に、屋根上やパンタグラフ、車輪の状態を自動で測定、記録します。装置の使用開始は、2020年3月中旬の予定です。