ロカ線の車両
日本信号は、2017年9月26日(火)に、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊線網で導入予定の自動列車停止装置(ATS)を丸紅から、受注したと発表しました。
これは、アルゼンチン国営鉄道管理公団と丸紅が2016年に締結したATSの納入契約に基づくもので、2017年5月19日(金)に国際協力銀行とアルゼンチン政府との間で融資契約が締結されたことを受けて導入されるものです。
アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊線網は、ロカ線、サルミエント線、サン・マルティ
ン線、ベルグラーノ北線、ミトレ線、ウルキサ線、ベルグラーノ南線、トレン・デ・ラ・コスタ線の8路線から構成される総延長700キロメートル超の都市鉄道網です。日本信号では、これらの路線を走行する280編成に対する車上装置、地上装置の一式を納入します。
今回のATS導入は、列車事故の防止に大きく貢献することが期待されており、日本信号では、「安全と信頼」の技術でアルゼンチン共和国の交通インフラ発展に貢献していくとしています。
