JR西日本、大阪環状線で自動運転の実現に向けた試験を実施

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JR西日本は2020年2月5日(水)から2月19日(水)まで、大阪環状線で323系電車を使用し、自動で列車を走行させる試験を実施しました。同社は、20年後のありたい姿を示した技術ビジョンである「無線式ATCなど保安システムの進化と自動運転技術による安全性と輸送品質の向上」の実現に向け、さまざまな取り組みを実施しており、その1つです。

実験は、将来の自動運転の実現に向け、機能の評価や今後に向けた課題抽出を目的に、期間中の2月5日(水)、2月7日(金)、2月17日(月)、2月19日(水)の4日間、終電後から始発前まで、大阪環状線外回りの大阪~京橋駅間で323系1編成を用いて実施しました。

走行試験は、運転士が乗務した状態で、加速、惰行、減速といった車両の制御機能や定位置停止機能、乗り心地などを確認しました。

自動運転は、自動での列車走行は加減速制御と定位置停止制御を組み合わせ、走行制御は既存の制御装置に機能を追加し、実現に向けて取り組んでいます。同社は自動列車運転の実現時は、最初の線区に大阪環状線、桜島線を検討しています。

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