日本初の鉄道支えた高輪築堤出土、保存・公開展示へ

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出土した高輪築堤の一部

©JR東日本

JR東日本は、品川駅から高輪ゲートウェイ駅、さらに田町駅にかけた一帯で取り組む品川開発プロジェクトの計画エリア内で、日本の鉄道史でその最初期を飾る高輪築堤の構造物の一部が出土したと発表しました。

この付近には、国道15号の高輪エリアから港南エリアに抜ける高輪橋架道橋下区道のトンネル入り口付近にレンガ組みが残り、かつて陸と海をつないだ水路跡を思い起こさせ、その付近を鉄道が走行していたことを刻む場所があります。明治初期に鉄道を敷設するため海上に構築された高輪築堤が現れたことで、JR東は港区教育委員会などの関係者と連携し、調査を進めながら保存、公開展示を検討しています。

高輪築堤は2019年4月、品川駅改良工事で石積みの一部が見つかりました。その後、山手線と京浜東北線の線路切換工事後にレールなどを撤去し、2020年7月にも高輪築堤の一部とみられる構造物が見つかりました。

この築堤は、日本初の鉄道として1872年6月に仮開業した品川~横浜間を単線で結んだ際、海上を走行するために作られました。現在、全日空(ANA)の本社が入居するビル、汐留シティセンター横に位置する場所に旧新橋停車場としてかつての駅が残っており、この築堤を通り、横浜と結びました。JR東は、こうした歴史を踏まえ、その価値向上と地域社会への貢献を目指し、築堤の一部を保存し、移築保存を通じた公開展示を検討しています。さらに、周辺地域を含めた歴史・地域文化を学べるプログラムを実施することも検討します。

なお、出土した築堤は、一般向けに見学会を計画しており、詳細が決まり次第、別途、告知する予定です。

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    出土した高輪築堤の一部

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  • ニュース画像:高輪ゲートウェイ駅から望む高輪築堤付近

    高輪ゲートウェイ駅から望む高輪築堤付近

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