秋田臨海鉄道、最初で最後の国鉄型ディーゼル機関車の運転体験会

ニュース画像:DE10-1251号機(shingenさん撮影) - 「秋田臨海鉄道、最初で最後の国鉄型ディーゼル機関車の運転体験会」
DE10-1251号機(shingenさん撮影)

©shingenさん

2021年3月をもって鉄道事業を廃止した秋田臨海鉄道が5月1日(土)、5月2日(日)に国鉄DE10型ディーゼル機関車の運転体験会を開催します。使用する機関車は、同社最終日の列車運行の大役を果たしたDE10-1251号機です。今回の運転体験会には特別に元機関士が招待され、最初で最後の重厚なディーゼル機関車を運転できる貴重な経験になります。

運転体験会は、2名もしくは2組ずつのペアで実施します。所要時間は約1時間30分で、内容は1人あたり直線の往復約1.5km(キロメートル)程度の運転体験と構内見学です。構内見学では、機関車のデッキやステップに乗って記念撮影、検修庫を独占して撮影ができます。参加対象は中学生以上の大人に限り、料金は税込25,000円です。料金には、記念DVD・運転体験証明書・車票などの希少な資料が付きます。

秋田臨海鉄道のサイトにある添付ファイルを利用し、必要事項を記入してメールまたはFAXで受け付けています。締め切りは4月18日(日)です。参加者の決定は抽選を実施し、4月23日(金)までに当選者のみに通知します。

DE10-1251号機は、 1981年製の元DE15-2526号機で、ラッセル機関車として活躍する一方、北海道・釧網線の貨物列車や「冬の湿原号」をけん引した実績もあります。独特な横向きの運転台内部には国鉄を示す「JNR」マー クがあり当時の面影を垣間見ることができます。

期日: 2021/05/02から

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