京急電鉄の歌う電車として親しまれる通称「ドレミファインバータ」の最後の新1000形1編成(1033F)が、2021年夏に歌い納めを迎えます。歌い納めに合わせ、「さよならドレミファインバータ♪」イベントが開催されます。
「ドレミファインバータ」は、同社の創立100周年となる1998年に登場した2100形電車が、発車時に音階を奏でることから注目を集めました。その後登場した新1000形の一部車両とともに京急の「歌う電車」として多くの人に愛されてきました。しかし、2008年から車両機器の更新により徐々にメロディを奏でなくなり、ついに最後の1編成もまもなく歌い終えることになります。
「さよならドレミファインバータ♪」イベントは、7月10日(土)に記念乗車券を京急蒲田駅で発売します。記念乗車券は、台紙を開くと「ドレミファ音」が鳴る特別仕様で、1セット2,000円、限定5,000セットです。また、「サウンドプラレール」を京急蒲田駅特設会場とオンラインショップ「おとどけいきゅう」で先行販売します。
他にも7月18日(日)に運行する、特別貸切イベント列車「ありがとうドレミファインバータ♪」を京急百貨店COTONOWA会員170名限定で販売します。