東京メトロ 本社
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東京メトロは、2021年6月7日(月)日比谷線八丁堀駅構内の多機能トイレ内において男性1名が倒れ、その後病院に搬送され死亡した事象について、多機能トイレの警報が作動せず男性の発見が遅れたと発表しました。
男性は同日16時ごろに多機能トイレへ入室、およそ7時間後の23時頃に駅構内巡回中の警備員が多機能トイレ使用中ランプの点滅を認め、駅事務室に連絡、ドアを開錠のうえ入室したところ、男性1人が倒れているのを発見、男性は搬送先の病院で死亡しました。
この多機能トイレは、30分以上の在室、または非常ボタンを押下した際に駅事務室へ警報が通知される仕組みが採用されていました。また、30分以上の在室で扉横の使用中ランプが点滅する仕組みも導入されてました。しかし当時、警報を通知するシステムのケーブルが繋がっておらず、非常ボタンを通知する機器のブレーカーも電源が切れていたため、警報が鳴らない状態になっていました。
東京メトロは今回の事態を重く受け止め、施設内の各種設備について保守・点検を徹底し、再発防止に取り組む計画です。
