日立、ハイパーループ列車制御システムのシミュレーター開発 夢の時速1,200km走行近づく

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©日立製作所

日立製作所は2022年6月24日(金)、同グループ会社の日立レールとハイパーループTT(Hyperloop Transportation Technologies)が共同で、ハイパーループの列車制御システムの概念実証(PoC)を完了したと公表しました。

ハイパーループは、減圧チューブ内を走行する新交通として、アメリカの民間企業により商用化開発が進められているもので、最高時速1,200kmの走行も可能とする計画です。

今回の概念実証は、欧州共通の列車制御システム「European Rail Traffic Management System:ERTMS」を想定したものです。日立レールのナポリ工場で、両社はハイパーループの信号システム、運行管理システム、一部の物理的安全要求の統合試験を行うことのできるデジタルシミュレーターの開発に成功、概念実証が実現しました。現在、日立が開発したデジタルシミュレーターとハイパーループTTのシミュレーターとを機能的に統合するインターフェースの開発が進められています。

今後、シミュレーションモデルが完成したことにより、次のステップでは、物理的な信号インフラとクラウドベースの信号・運行管理システムのシミュレーションモデルの両方を実際のカプセルとデジタル的に統合します。これにより、フランス・トゥールーズにあるハイパーループTT社の試験線で実施するシステム全体の物理的試験に移行するための道が開かれます。

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