南阿蘇鉄道は、2023年7月15日(土)に高森線(立野〜中森間)全線での運転を再開します。2016年4月16日に発生した熊本地震により被災してから約7年3か月(2,646日)ぶりに、レールがつながります。
高森線については、熊本地震直後は全線にわたり運転を見合わせました。2016年7月31日から中松~高森間の7.1km区間の運転を再開したものの、立野~中松間の10.6キロ区間は甚大な被害を受け、不通となっていました。その後、立野渓谷に掛かる第一白川橋梁の架け替えをはじめとした被災か所の復旧工事が2022年度中に終了し、今回の再開を迎えました。
運転再開当日は、さまざまな記念商品が発売されます。高森駅・立野駅では、「全線運転再開記念1日フリーきっぷ」を始発列車から発売。販売部数は2,646枚、価格は2,000円です。きっぷの有効期間は、7月15日のみです。
「全線運転再開記念入場券」は、高森駅・南阿蘇鉄道オンラインショップにて発売。販売部数は2,000枚、価格は高森駅では3,000円、オンラインショップでは、3,370円です。
また、「全線運転再開記念鉄印」を高森駅にて発売。普通列車またはトロッコ列車への乗車を条件に限定3,000枚を販売、記帳代金は800円です。