京福電気鉄道(嵐電)は、2023年8月26日(土)に嵐山本線(四条大宮 ~嵐山)、北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)でダイヤ改正を実施します。
今回のダイヤ改正は2017年3月の結節改善・バリアフリー化事業により乗り継ぎの利便性が向上、 その後、利用状況が定着した西院駅での乗降状況や、路線全体での日常的な利用実態を反映して実施するもの。さらに、コロナ禍からの回復状況を踏まえ、インバウンドなど京都市内の観光客急増による混雑緩和を図るため、ダイヤの見直しを行うとしています。
嵐山本線では、特に午後の時間帯に嵐山方面から市内中心部へ向かう電車の利用が集中。このため、平日16時から18時台と、休日14時から16時台を中心に2両編成に増結して運転します。また、朝夕ラッシュ時間帯の運転間隔も見直しへ。朝のラッシュ時間帯は、現行の5分間隔(1両・2両編成交互運転)を8分間隔(全車2両編成)に、夕方のラッシュ時間帯は、現行の8分間隔(1両編成)を10分間隔(2両編成)に変更します。
北野線では、通学時間帯の朝8時前後の約1時間を8分間隔で運転します。
嵐電は今回のダイヤ改正により、嵐山線全体で輸送力を約10%増強するとしています。