JR東海、315系4両編成でワンマン運転 関西本線や武豊線から導入へ

ニュース画像:315系 2024年06月01日撮影 - 「JR東海、315系4両編成でワンマン運転 関西本線や武豊線から導入へ」
315系 2024年06月01日撮影

©レイルラボ こむぎさん

JR東海は2024年6月6日、315系4両編成において画像認識技術を活用した安全確認支援装置を搭載し、ワンマン運転を実施するとを発表しました。2025年度中に関西本線(名古屋~亀山間)と武豊線で実施される予定。2026年度以降、東海道本線(三島~沼津間、浜松~豊橋間、大垣~米原間)や御殿場線などでも順次導入される予定です。

同社は2023年6月から画像認識技術の検証を実施、車両側面に設置したカメラを用いて、315系4両編成の営業列車でデータを収集し、AIによる画像認識技術の検証と検知精度の向上を行いました。その結果、人物が列車に接近するなどの状況を正確に検知できることが確認されたとのこと。

ワンマン運転では、運転士が車側カメラからのホーム映像を運転台のモニターで確認し、ドアの開閉操作を行います。また、新たに導入される安全確認支援装置は、各車両前後の車側カメラ映像を用いて、ドアが閉まった後に人物が列車に接近した場合に自動で検知し、警報音などで運転士に通知。これにより、運転士の安全確認が補完され、ワンマン運転の安全性が向上するとしています。

ニュース画像 1枚目:315系4両編成でのワンマン運転の実施計画
315系4両編成でのワンマン運転の実施計画

©JR東海

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