東京メトロは、車掌にiPadを配布し、列車内での乗客への案内内容の向上、訪日外国人への案内強化、各種マニュアルを電子化を図ります。配布される端末は、「iPad mini4」です。
同社では、2010年からサービスマネジャー、2015年から改札口や駅事務室で、iPadを活用した案内を行っていますが、今回は列車に乗務する車掌に配布することにより、車内放送等に活用、更なるサービス品質の向上が図られます。
配布される端末には、東京メトロアプリに加え、JR東日本アプリ、小田急アプリ、東急線アプリ、京王アプリを設定しているほか、運行情報メールなどを活用し、列車の在線情報やリアルタイムな運行情報をいち早く、把握ができるように図られます。
また、27言語に対応する音声翻訳アプリ「Voice Tra」を用い、輸送障害時などにおいて、多言語での対応ができるようにされます。
導入時期は、2018年3月17日(土)から千代田線に導入され、順次、2018年度中に車掌が乗務する各線で導入予定です。詳しくは、東京メトロのウェブサイトを参照ください。