なにわ筋線の事業費、民間出資はJR西が44%、南海が56%負担へ

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なにわ筋線事業資金フレーム

©南海電気鉄道

JR西日本と南海電鉄の2社は、2018年3月30日(金)、なにわ筋線事業における関西高速鉄道への民間出資の必要額330億円について、全額を2社で負担することを決定したと公表しました。

今回の発表によると、総事業費3,300億円のうち、2割にあたる660億円が出資金とされ、地方出資の50パーセントは、大阪府と大阪市が25パーセントにあたる165億円ずつ負担、民間出資の50パーセントは、22パーセントにあたる145億円をJR西日本が、28パーセントにあたる185億円が南海電鉄の負担とされます。

JR西日本と南海の出資金は事業費に応じた按分とされ、共同運行区間はJR西日本と南海電鉄の2社で出資、JR西日本の営業区間はJR西日本が出資、南海電鉄の営業区間は南海電鉄の出資とされています。

JR西日本と南海電鉄は、なにわ筋線の敷設により、関西空港へのアクセス強化、国土軸である新大阪や大阪都心部と大阪南部地域との直結、広域的な観光拠点間の交流の誘発、うめきたエリアの拠点性向上や中之島エリアのまちづくり促進、なんばエリアへのアクセス性の向上等の効果を創成し、関西の成長に資するネットワークを目指すとしています。

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