東海道新幹線、総合指令所に専任の車両技術者を配置へ 車両状態の監視端末も新設

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車両状態のモニタリング

©JR東海

JR東海は2018年5月30日(水)、新幹線の車両の異常発見に向けた「さらなる取り組み」について、決定した内容を発表しました。これは、2017年12月11日(月)に発生した台車枠き裂事象を踏まえて実施されるものです。この中で、新幹線総合指令所における新たな取り組み内容が公表されています。

同社はこれまで、製造メーカーにおける製造時の品質管理体制の強化を要請や、仕業検査、交番検査での入念点検、全般検査、台車検査での超音波探傷、ファイバースコープによる溶接部の詳細な状態確認、新幹線台車温度検知装置による走行中の台車のモニタリング強化、乗務員等への訓練内容の充実などを実施してきました。

今回公表された新幹線総合指令所の取り組みでは、指令所に専任の車両技術者が新たに配置され、走行中の車両機器の状態や、台車温度を監視できる端末を新設することにより、車両状態のモニタリングの強化を図ります。この措置は、2018年6月1日(金)から実施される計画です。

詳しくは、JR東海のウェブサイトを参照ください。

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