JR東日本、新幹線のレール逸脱防止対策に関する追加整備を公表

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交換の概要

©JR東日本

JR東日本は、2018年9月14日(金)、新たに「弾性まくらぎ直結軌道用レール転倒防止装置」を開発し、設置を進めていると発表しました。

同社では、新幹線の地震対策として、地震時に早期に列車を止める対策、構造物等の耐震補強対策、列車の線路からの逸脱を防止する対策を柱に取り組んでいます。このうち、逸脱防止対策としてはすべての新幹線車両へのL型車両ガイドの設置が完了しており、次のステップとして、レール転倒防止装置の整備を進めています。

しかしながら、レール転倒防止装置は、スラブ軌道やバラスト軌道とは異なり、弾性まくらぎ直結軌道区間には、これまでは設置できずにいました。そこで新たに、レール転倒防止機能を追加したレール締結装置装置を開発し、既存の装置と交換することにより、レール転倒防止機能を付加しています。

JR東日本では、レール転倒防止装置を、スラブ軌道、バラスト軌道に加え、弾性まくらぎ直結軌道への整備を開始し、2029年度を目途に整備を完了する計画です。

詳しくは、JR東日本のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/09/14から

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