東京都交通局、浅草線向けの新型車両「5500形」を導入へ 全車置換え

ニュース画像:5500形の外観イメージ - 「東京都交通局、浅草線向けの新型車両「5500形」を導入へ 全車置換え」
5500形の外観イメージ

©総合車両製作所

東京都交通局は2016年12月6日(火)、都営地下鉄浅草線で20年ぶりとなる新型車両「5500形」を導入すると発表しました。

新型車両は、2020年の開業60周年に向けて浅草線で予定されているリニューアルの第一弾として開発するもので、2017年度に1編成、2018年度に7編成を導入、以降は順次導入され、浅草線で使用されている現行の5300形全27編成を置き換える予定です。

車体は、5300形ではアルミ合金製だった車両がステンレス製に変更されます。デザインも刷新され、外観は、歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、浅草線のラインカラーである「ローズ」を基調とした配色となっています。また内装は、和紙や寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄や沿線由来のイラストを使用、多言語対応の液晶モニターの設置や座席幅の拡大なども予定されています。

なお、鉄道車両メーカーの総合車両製作所は2016年12月7日(水)、同5500形の8両8編成、全64両の製造を開始すると公表、総合車両製作所のステンレス車両ブランド「sustina(サスティナ)」として製造することなどを明らかにしています。

東京都交通局は5500形について、羽田空港や成田両空港を結び、浅草や銀座といった東京を代表する観光地をつなぐ路線にふさわしく、通勤通学利用者から訪日外国人旅行客まで、誰もが使いやすい車両を目指すとしています。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。