上野動物園のモノレールがジェットコースターのような乗り物に?!2026年度供用開始

ニュース画像:上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 イメージ図 - 「上野動物園のモノレールがジェットコースターのような乗り物に?!2026年度供用開始」
上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 イメージ図

©東京都建設局

東京都建設局は2024年3月29日、昨年末に廃止された恩賜上野動物園内の「東京都懸垂電車上野懸垂線(上野動物園モノレール)」の代替となる新たな乗り物について、企画提案審査結果を公表しました。選定されたのは、ジェットコースターと同様の構造を利用した脱輪の心配のない高い安全性の乗り物としています。

上野動物園モノレールは1957(昭和32)年に、東園駅と西園駅間を結ぶ全長0.3kmの懸垂式モノレールとして開業、2019年11月に、車両の経年劣化が進んでいることから運行休止に。休止前まで使用していた車両(40形)は、2021年に全て廃車となりました。

ニュース画像 1枚目:都営40形 2019年09月28日撮影
都営40形 2019年09月28日撮影

©レイルラボ りんたろうさん

新たな乗り物に関しては、昨年11月より企画提案の募集を開始。審査委員会において「恩賜上野動物園新たな乗り物選定審査・決定基準」に基づき、提案のあった3社について審査を行いました。選定されたジェットコースターのような乗り物は、上り勾配ではモーター駆動で、下り勾配では条件により位置エネルギーを利用して走行する省エネシステムを採用しているとのことです。

ニュース画像 2枚目:上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 内装デザイン例
上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 内装デザイン例

©東京都建設局

なお、代替の乗り物を設置するにあたり、ルートが少し変更に。東園の乗り場は、現存の駅舎の位置に設置、新たな西園乗り場については、現存の西園駅舎よりも不忍池側に移動した位置に設置するとしています。

今後、2026年度までに乗り物・駅舎の設計と整備工事を実施。2026年度末頃の供用開始を目指すとしています。

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    上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 イメージ図

    ©東京都建設局

  • ニュース画像:上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 内装デザイン例

    上野動物園モノレールの代替となる新たな乗り物 内装デザイン例

    ©東京都建設局

  • ニュース画像:都営40形 2019年09月28日撮影

    都営40形 2019年09月28日撮影

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