東京メトロは2018年11月13日(火)の14時から16時30分まで、東京・新木場の総合研修訓練センターにおいて異常時総合想定訓練を実施します。
訓練は2部構成で行われ、第1部では、有楽町線の東池袋駅構内で刃物を持った不審者がホームへ逃走した想定で実施されます。第2部では、技術区員が有楽町線の地下鉄成増~和光市間を歩行点検中に、線路内の発煙を認めた想定で実施されます。
訓練には東京メトロ社員のほか、東京消防庁と警視庁から、約150名が参加します。
訓練内容は、異常時の初動対応、乗客への情報提供、駅構内の乗客避難誘導、負傷者の救出と応急処置、搬送、現地対策本部の設置と運営、消防隊による消火活動などです。
訓練が実施される総合研修訓練センターは、東京メトロが2016年4月に新木場車両基地内に開所した研修施設です。同センターは、ホーム、トンネル、架線、電気設備、信号設備、営業線に準じた設備を有しており、事故状況の想定に応じ営業線内に配備されている設備を用いて訓練を実施することができます。