江ノ島電鉄は2016年12月28日(水)、1990年から運用している2000形電車の「2001編成」について、車内外のリニューアルを実施したと発表しました。
「2001編成」は、1990年に江ノ島電鉄に導入された最初の2000形電車です。リニューアル工事は、同編成が使用を開始して以来26年以上が経過したために実施されたもので、江ノ島電鉄における車体リニューアルは2014年に実施された1500形の「1502編成」以来となります。
今回実施されたリニューアルでは、外装では標準色化されたほか、パンタグラフのシングルアーム化、正面・側面行先表示器のLED化が実施されました。また内装では、座席部におけるスタンションポールの新設、座面のリニューアル、車内照明のLED化、車いすスペースの新設、乗降口のノンスリップ化、車内案内LCDの大型化などが実施されています。
江ノ島電鉄は、今回の車体リニューアルにより、利便性の向上や、わかりやすい車内情報の提供を行えるとしています。