井川線のアプト式区間
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大井川鐵道は2017年3月11日(土)、井川線の復旧工事完了に伴い、同路線全区間での運転を再開します。井川線の全区間での運転は922日ぶりです。
井川線は、2014年9月2日(火)に閑蔵駅付近で発生した土砂崩れの影響で、接岨峡温泉～井川間の15.5キロメートルの区間で不通となっており、3月11日(土)の運転再開は、この復旧工事完了により千頭〜井川間での全線運転を開始するものです。不通区間に位置する尾盛駅、閑蔵駅、井川駅は、3月11日(土)から列車の乗降が可能となります。
大井川鐵道では、運転再開に伴い、「せっそ・すまた周遊きっぷ」を「大井川周遊きっぷ」に名称変更し、利用区間に井川線の接岨峡温泉～井川間が追加されるほか、「井川線周遊きっぷ」の販売を再開します。また、3月11日(土)にダイヤ改正が予定されています。
3月20日(月・祝)には、運転再開を記念し、全線復旧イベント「アプト体験教室」が実施されます。アプトいちしろ駅に併設された検修庫「アプト式機関車」の見学体験ができるもので、同社では小学生以上の参加者160名程度を募集しています。参加には事前申し込みと参加費500円が必要です。
新ダイヤや関連イベントの詳細など、詳しくは大井川鐵道のウェブサイトを参照ください。
