日本初の地下鉄車両、電車としては初の国指定重要文化財に

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日本初の地下鉄車両「1001号車」

©東京メトロ

東京メトロは2017年3月10日(金)、同社が東京都江戸川区の地下鉄博物館で保管している、日本初の地下鉄車両「1001」号車が、国の重要文化財として指定される運びとなったと発表しました。電車の重要文化財への指定は、同時に答申された鉄道博物館保有「ナデ6145電車」とともに今回が初めてで、東京メトロの所有物としても初の指定となります。

「1001」号車の重要文化財への指定は、3月10日(金)付けで文化審議会から文部科学大臣に答申されたことを受けて確実となったものです。

答申では、1927年12月30日に東洋初の地下鉄として営業を開始した銀座線で開業当日から走行した車両であること、その後40年間に渡り、一貫して当時の営団地下鉄で活躍したこと、防災対策技術や乗客向け設備に地下鉄ならではの特徴がみられ、「地下鉄電車の嚆矢」として後の地下鉄車両の規範となったことなどが評価されています。

東京メトロでは、1001号車が重要文化財に指定されることを深く受け止め、歴史的価値が高い文化財として引き続き地下鉄博物館において保護活用に努めていくとしています。

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