神奈川東部方面線、完成時期を最大3年延期 建設費は1.5倍の4千億円

ニュース画像:西谷駅付近の工事現場 - 「神奈川東部方面線、完成時期を最大3年延期 建設費は1.5倍の4千億円」
西谷駅付近の工事現場

©相模鉄道

鉄道・運輸機構と相模鉄道、東急電鉄は2017年3月13日(月)、建設が進められている神奈川東部方面線について、都市鉄道等利便増進法に基づく事業計画の変更が国土交通省から認可されたと発表しました。この変更は、開業時期の延期と建設費の増額を盛り込んだので、最大で3年の開業延期と、1.5倍の建設費増額となっています。

神奈川東部方面線は、相鉄本線の西谷駅から東海道貨物線の横浜羽沢駅、新横浜駅を経由して東急東横線の日吉駅までを結ぶ鉄道路線計画です。完成後は相鉄線と東急線の相互直通運転が予定されています。

今回、国土交通省から認可された計画変更は、用地取得が難航したことや、安全対策設備の検討に時間を要したために行われるものです。鉄道・運輸機構が2016年10月以降に事業計画の再評価を実施、沿線自治体である横浜市と協議を行った上で、国土交通省へ変更を申請していました。

国土交通省から認可された変更では、当初2018年度内としてた相鉄・JR直通線の開業時期を2019年度下期に変更、2019年4月としていた相鉄・東急直通線の開業時期を2022年年度下期に変更する内容となっています。建設費は2,739億円から約1.5倍の4,022億円となる見通しです。

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