特急「はまかぜ」でブレーキ動作不良 JR西が詳細を発表

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特急「はまかぜ」

©JR西日本

JR西日本は2018年12月26日(水)に東海道本線を走行中の特急「はまかぜ」のブレーキが動作し、停車したトラブルについて、調査結果を発表しました。

この事象は12月19日(水)の16時53分頃、東海道本線の住吉~摂津本山間を走行していた、浜坂発大阪行きの特急「はまかぜ4号」のブレーキが動作し、駅間で停車したものです。該当の運転手は、大阪総合指令所に連絡し、芦屋駅まで速度を落として運転しましたが、以降の運転は取り止めとなっています。

車両を調査した結果、ATS車上子と車体側のATS装置をつなぐコネクタのピンの一部が曲損した状態であることが判明し、姫路~住吉間の合計2.6キロメートルの区間で、断続的にATS車上子からの電力波が送信されず、運転士に対するバックアップ装置の一部機能が動作しない状態で走行していたとしています。ただし、列車の運転に関しては、乗務員が適切に行っており、速度超過がなかったことは確認されています。

この事象の原因は、11月6日(火)に米子支社管内の後藤総合車両所で実施した車両検修時に、ATS車上子と車体側のATS装置をつなぐコネクタのピンの一部が正しくはめ込まれていない状態であったとされています。

同社では今後、ATS装置と車上子の接続状態の再確認を実施するほか、ATS装置と車上子の接続状態を確認する方法について見直しを検討するとしています。

期日: 2018/12/19

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