南海電鉄、関西エアポート、桃園メトロ、桃園國際機場の4社が友好協定を締結
©桃園捷運公司
南海電鉄、関西エアポート、台湾の桃園捷運公司(桃園メトロ)、桃園國際機場の4社は、日本と台湾で相互の旅客利便性の向上、沿線エリアの認知度向上への取り組みで、共同サービス提供を視野に入れた相互連携の覚書を締結しました。関西エアポートによると、空港運営会社と市内を結ぶ鉄道会社が協力、サービスを提供する取り組みは日本では初めてとアピールしています。
相互連携では、関西国際空港、台湾桃園国際空港を利用する相互の旅客を対象に、空港アクセスを担う鉄道会社の南海電鉄と桃園メトロ、関空と台北・桃園が共同で4社のツールを活用した告知や共同プロモーション、共同企画切符などの検討、アクセス鉄道である南海電鉄・桃園メトロ双方の沿線にある両空港周辺の観光地を活用した交流などに取り組む予定です。こうした取り組みを通じ、それぞれの空港から市内を結ぶ鉄道沿線の観光地の魅力を伝えるなど、日本と台湾間の旅客数増加に繋げます。
締結式は、桃園空港近くのノボテルホテルで行われ、南海電鉄の遠北光彦社長兼CEO、関西エアポートの山谷佳之CEO、桃園捷運の劉坤億董事長、桃園機場の蕭登科總經理が出席し、立会人として大阪観光局の溝畑宏理事長、桃園市の鄭文燦市長が出席しました。
