東北本線の川口~浦和間、軌道保守の作業量を低減できる省力化軌道導入へ

ニュース画像:TC型省力化軌道 - 「東北本線の川口~浦和間、軌道保守の作業量を低減できる省力化軌道導入へ」
TC型省力化軌道

©JR東日本 大宮支社

JR東日本大宮支社は2019年2月14日(木)に、東北本線に「TC型省力化軌道」を導入すると発表しました。

「TC型省力化軌道」は、軌道保守の作業量を低減させる目的で、同社のテクニカルセンター(TC)によって開発されたものです。通常のバラスト軌道と比べ枕木を大型化し、列車荷重を分散化させるとともに、枕木の下のバラストをセメント系てん充材で固定化する構造で、列車の運行を止めることなく、夜間に省力化軌道へ更新できることが特徴となっています。

1998年から敷設が開始され、これまでも東京圏の各線区に敷設されてきましたが、大宮支社管内では2019年3月から導入されます。

対象の線路は東北本線の川口付近から南浦和付近までの区間と、湘南新宿ラインなどの列車が走行している東北貨物線の川口付近から浦和付近までの区間です。施工延長距離は、それぞれ11.6キロメートルと14.6キロメートルで、合計26.2キロメートルとなります。工期は2019年3月から2025年3月までの予定です。

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