国交省、広島電鉄の運賃上限変更を認可 8月から20円値上げ

ニュース画像:広島電鉄の軌道線 - 「国交省、広島電鉄の運賃上限変更を認可 8月から20円値上げ」
広島電鉄の軌道線

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国土交通省は2017年5月23日(火)、3月に広島電鉄から申請があった、鉄道事業と軌道事業の運賃上限変更について、運輸審議会から認可適当の答申を受け、同日付けで認可したと発表しました。

この変更は、広島電鉄が運営する路面電車と宮島線の全路線において、旅客運賃の上限額を拡大するものです。この変更により、広島電鉄は2017年8月1日(火)から路面電車、宮島線とも20円の値上げを行います。路面電車は、白島線以外の路線が現行160円均一のところ180円に、白島線では現行110円の運賃が130円となります。また、宮島線は初乗り120円、上限210円の運賃が、初乗り140円、上限230円に変更されます。

なお、広島電鉄は、運賃上限変更の申請理由について、人件費削減等の経営合理化に取り組んできたものの、超低床車両への代替更新や施設の安全対策など、設備投資や修繕費等の増加により、「収支の均衡を保つことが困難となっている」と説明、今後も車体更新や設備投資などで費用増加が見込まれることから、申請に及んだとしています。

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