JR西日本は2017年6月4日(日)、山口線を走行するSL「やまぐち」号に向け導入する新型客車が完成し、新山口駅構内で報道公開を実施しました。
新しく製造された客車は、SL全盛期の旧型客車であるマイテ49、オハ35、オハ31を復刻するもので、SLの音や煙を体感できるように開放型展望デッキや開閉窓が設置設置されています。また、車内にSLを体験・学べるフリースペースが設置され、バリアフリーへの対応などにより快適性向上が図られています。
新製車両はいずれも新潟トランシスで製造され、「オロテ35 4001」、「スハ35 4001」、「ナハ35 4001」、「オハ35 4001」、「スハテ35 4001」の5両で構成されます。9月から開催される「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」に合わせて運行開始される予定です。