ふかや花園駅の駅舎イメージ
秩父鉄道は2017年6月14日(水)、秩父本線の永田〜小前田間に開設する予定の新駅について、名称を「ふかや花園駅」に決定し、設置に関する整備を開始すると発表しました。
整備される新駅は、秩父本線の中で駅間距離が長い永田〜小前田間に設置され、埼玉県深谷市で永田駅から1.1キロメートル、小前田駅から2.3キロメートル地点に建設されます。新駅の設置により、地域住民の利便性の向上が図られるほか、深谷市がアウトレットモールを核とした事業を計画している「花園IC拠点地区」利用者の交通手段の一つとして活用されることが期待されています。
駅舎は、 約389平方メートル、ホーム長は 110メートルあり、SLパレオエクスプレスが停車できる長さとなっています。コンコースの出入り口には、大きなキャノピーを設けた切妻屋根が設置されるほか、駅舎から駅前広場へはスロープを設けるなど、バリアフリーに対応する予定です。
なお、新駅の名称について秩父鉄道は、歴史と伝統に育まれた文化や花と緑があふれるまちとして広く知られている「ふかや」と、新駅周辺地域のに親しまれている「花園」を合わせ、「ふかや花園」と決定したとしています。建設工事は、2018年10月20日(土)の開業を目指し、2017年6月中に開始される予定です。
