JR九州、共同でドローン使用の鉄道施設点検ソリューションを開発

JR九州は2019年7月12日(金)、A.L.I.Technologiesと共同で、無人航空機「ドローン」やAI(人工知能)を用いた鉄道施設の点検ソリューションを開発したと発表しました。

開発した点検ソリューションは、A.L.I.Technologiesが所有する「空のインフラ」に関する技術をベースに、JR九州の鉄道施設での画像解析を活用した調査や点検、枯れ木の早期発見技術などを融合させたものです。鉄道施設点検の効率化・高度化を実現することを目的としています。

両社は、将来的な労働力不足やインフラの老朽化、自然災害の対応といった社会的な課題の解決に向け、2017年からドローンやAIなどを活用し、より安全かつ効率的な鉄道施設の点検を可能とするソリューションの開発や実験に取り組んでいます。開発した点検ソリューションでは、各々の技術をベースに、点検の効率化・高度化に加えて、安全管理など各種オペレーションの改善へ向けて取り組んでおり、今後数年内に運用を開始する方針です。

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