JR西日本は2017年8月24日(木)、京都府宇治市に所在する、奈良線の新田駅に新設する東口改札の概要を公表しました。同社は、2016年末に宇治市との間で新設に関する基本合意を行っていましたが、今回、設備などの概要が決定されました。
新設される東口改札は、約140平方メートルの地平駅舎が建設され、自動改札2通路、券売機1台、精算機1台が設置されます。駅舎は、「新田の歴史継承と東口発展をリードする新しい玄関口」をコンセプトに、新田地区の歴史的町並みや自然景観に配慮しつつ、品格と温かみのあるデザインとされます。正面のガラスサッシで、「町屋格子」を引用するとともに、色彩計画にも反映されます。
供用開始は2018年春の予定で、宇治市が府道新宇治淀線と接道する駅前広場を整備する計画です。