JR西日本は2019年11月20日(水)、あらゆる車輌に対応できる世界初の「フルスクリーンホームドア」を開発、1次試作機を公開しました。
このホームドアは、あらゆる車種、編成に応じて開口を構成できる世界初方式の構造を採用、JR西日本テクシアとナブテスコが共同で開発しました。
ドアは、1つの親扉の両側に2つの子扉を配置した壁状のユニットを連続して上部から吊り下げ、ユニット全体がスライドする「ふすま」状に稼働します。車両に搭載したIDタグなどで入線する車種・編成を判別、車両のドア位置応じてユニットが動くことで、開口部を自在に調整できます。
今回、1次試作機では3ユニット分が製作されました。このホームドアは、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅に導入される計画です。